冬眠

国内産のすっぽんの産地

すっぽん料理は、日本の料理として数多く存在ています。
そのすっぽんを養殖しているのは、静岡県の浜名湖と言われています。
天然のすっぽんは、冬季には冬眠時期になりますので、約半年の間しか天然のすっぽんを味わう事は出来ません。

冬眠で、水温が15度以下の場合、冬眠の準備に入ります。
浜名湖では、冬場を迎えると、湖底にある砂の中に潜り込み、冬眠にはいります。
その為、その時期はすっぽんを捕獲する事が出来ません。
冬眠の時期は、水温が25度程度に上がる迄と言われており、その期間までは冬眠時期になります。

天然の場合、冬眠すると餌を食べる事をしない為、冬眠に入る前に十分な栄養を蓄えるので、冬眠前のすっぽんは脂がのっていてまさに旬の食材となります。
また、そのようなすっぽんの価値は高く評価されるので、値段が高くなります。

天然物は浜名湖が有名ですが、養殖技術の発達により、全国各地でも養殖物を食べられるようになり、現在では、一位は浜名湖で、2位からは九州地方になります。
産地で言えば、大分県、長崎県、佐賀県、鹿児島県で、ほとんどが九州地方の産地になります。
静岡県の産地が多いのは、浜名湖での養殖が盛んにおこなわれているためであり、日本で最初に養殖を行った場所と言われています。
九州地方は、暖かい時期が長く、養殖地に適した環境であったため、養殖場が増えていき、技術の進化に伴い、産地として有名になっています。
しかし、養殖方法にも違いがあり、冬眠させる方法と、水温を上げたままにして置き、冬眠させないで餌を与え続け、出荷できるまでに成長させる方法があり、どちらも養殖方法としては適していました。

国産の産地は、浜名湖の物がとても有名ですが、そのほかの地方でも養殖されているので、産地は日本各地という事になります。

養殖方法によっては、味や品質に違いが生じますので、国産の天然物はとても貴重な存在と言えます。
したがって、天然物は値段が高いのも納得でき、本格的な日本料理店で扱う事の出来る物でも、養殖物が主流なのです。